スペクトロメーターの設定
Tru-Q技術により、最大400,000cpsのEDSカウントレートで電子線マイクロアナライザレベルの定量精度を提供します。
- 初心者でも簡単に操作
- 安全な操作
- システムのセットアップを迅速に
- 最適な性能を保証
性能試験レポートの出力(例:公認機関への報告など)
定性スペクトルスキャン
Waveスペクトロメーターを使ったWDSスペクトルスキャンの簡単なセットアップと収集のための一連の手順
- スキャン範囲は、スワイプツールを使って簡単に設定できるほか、候補となる元素のラインを選択することもできます。
- 選択されたエネルギー範囲に基づいて、分光結晶、スリットサイズ、スリット位置が自動的に最適化されます。
- 収集前に理論的なスキャン結果が表示されるので、スタートボタンを押す前に設定を確認し、調整することができます。
- デュエルタイムは0.005~50秒の間で設定でき、主要元素から微量元素までスキャンによって識別することができます。
- WDSスキャンとEDSスペクトルの両方をレビューし、比較することができます。
定量分析
EDS/WDSを組み合わせたデータ収集と定量分析に特化した専用ワークフロー
- 対象物のEDS分析結果から、自動でEDSおよびWDSのすべての収集パラメータを最適化。
- 「取得タイムライン」で収集設定中の分析見積時間とデータ収集中の状態を表示。
- 高度な分析オプション - WDS収集やEDSスペクトルの追加など。
- 単一または複数定量結果の表示および確認を行う「組成の計算」ステップ
- EDSスペクトルデータを基にした合成WDSスペクトルによる評価。ピークオーバーラップ、および収集に適したX線ラインとバックグラウンド位置の確認に。
スタンダード化
正確な定量分析のために、標準試料でシステムを校正するためのガイド付きワークフロー
- 最適な分析条件が自動的に計算されます。
- オックスフォード・インストゥルメンツの42および56元素の標準試料ブロックの構成とマップがあらかじめ登録済み。ステージナビゲーションを簡単にし、スピーディなセットアップのため
- 電流とEDSカウントとの関連付け。EDS-WDSを組み合わせた絶対定量に対応。