AZtecSteelによる鋼材中の非金属介在物の分析および分類
ここでは、EDSを搭載したSEMと専用の粒子解析ソフトウェアAZtecSteelを使用して、5種類の鋼材の完全な特性評価を行うことを検討します。試料全体の介在物をどのように評価し、どのように分類できるかを示しています。
(英文アプリケーションノート)
SEM による鋼の介在物分析は AZtecSteel によってより効率的かつ高精度で実行できるようになりました。
AZtecSteel は、走査型電子顕微鏡 (SEM) に付属したエネルギー分散型X線マイクロアナライザ (EDS) を使用し、鉄鋼の介在物の分析および分類をするために特別に開発された自動鉄鋼介在物分析パッケージです。AZtecSteel により、介在物の検出、測定、分析を実行、結果のデータセットは公表規格に従って処理されます。また、AZtecSteel には複雑な三元系状態図をプロットする機能も含まれています。
Inclusion Classifier は、以下の公表規格に従って鋼の清浄度を判定しています。
ここでは、EDSを搭載したSEMと専用の粒子解析ソフトウェアAZtecSteelを使用して、5種類の鋼材の完全な特性評価を行うことを検討します。試料全体の介在物をどのように評価し、どのように分類できるかを示しています。
(英文アプリケーションノート)
これまでは、鋼やその他の合金中の非金属介在物や析出物の特性評価、特にホウ素などの軽元素の特性評価が課題となっていました。しかし、AZtecFeatureは、X-Max Extremeのような高立体角ウィンドウレスEDS検出器や従来の大面積検出器と組み合わせることで、エキサイティングで新しい機能を提供します。(英文技術資料)