✔️ Ultimで培った技術を採用
クラスをリードするUltim Max大面積検出器と高スループットなX4 制御ユニットで実証された技術が、XploreとX1には使われています。
Xplore EDS 検出器は電子顕微鏡を用いたルーチン分析のために設計されました。クラスをリードする大面積検出素子を用いたUltimMax検出器で実証済の技術を用いており、小型の検出器であっても上位の検出器と同様品質の結果を提供します。Xploreは、当社の包括的なEDS製品群の構成をより完全なものとし、AZtecLiveのリアルタイムケミカルイメージングをすべてのユーザーに提供します。
Xplore タイプの検出器では最大65㎟のセンサーサイズが選択可能です。全てのセンサーサイズにおいて、Mn Ka にて129eVのエネルギー分解能を、 お使いの電子顕微鏡に装着した状態にて保証します。さらに保証条件として、実際の使用条件(最大100kcps)を提示しています。これにより、Xploreは、高性能な検出器が持つ信頼性や精度を必要としつつも、手ごろな価格の堅実な製品を求めるユーザーに最適な検出器となりました。
Xploreは高いスループットを誇るコンパクトは検出器であり、電子顕微鏡を用いたルーチン分析用に設計されました。この革新な設計は、クラスをリードする大面積検出器であるUltimから得られる結果と同様の品質、精度を、より小さなパッケージにおいて提供します。
精度、信頼性、品質は犠牲することなく、コストとわずらわしさを軽減します。
クラスをリードするUltim Max大面積検出器と高スループットなX4 制御ユニットで実証された技術が、XploreとX1には使われています。
構成パーツの数を減らしフィールドでの検出器修理を現実的なものとするため、モーター挿入機構や冷却機構の最小限化など、余剰な機能をできるだけ排除しました。より少ない構成パーツは、故障の可能性も減らします。
カラムの小さな電子顕微鏡や、多数の検出器がすでに装着された主力の顕微鏡に最適です。
15mm2、30mm2、65mm2より選択
1,000,000cps以上にてマッピング収集可能
全てのセンサーサイズにおいて、129eV@MnKaを100Kcpsにて保証
定量分析を100kcpsにて実行可能
B~Cf
高スループットなXplore検出器、簡単に使用できるソフトウェア、ライブケミカルイメージングの組み合わせは、以下のアプリケーションに対して非常に有効です。
スペクトルの比較を測定中に実施することで、生産品と標準品との違いをすばやく確認できます。Aztecのスペクトル収集は、高カウントレート分析を可能とする最新のSDD検出器により、正確な試料の情報をリアルタイムに提供することができるように設計されました。分析したい場所を選択するだけで、スペクトルをたったの数秒で収集します。
偽造された医薬品の製造と販売は、世界的な問題です。(年間の損失額は、推定1,600億ドルから2,000億ドル) 金銭的な損失に加え、有害となる可能性がある製品が、一般の消費者へ流通する危険性もあります。
AZtecLiveを使用することで、主要な元素の分布、化学的相違点または類似点などについて、正規品と偽造を疑われる製品を簡単に比較することができます。
製紙メーカーは、その製品にさまざまな特性を与えるために、添加剤やコーティング剤を使用します。たとえば、炭酸カルシウムは、紙の収縮を抑制するとともに、紙の色がより白くなるように使用されます。
試料の構造を調査するためには、断面を観察することは非常に有効です。電子線像に重ねて表示したX線マップは、その層構造やコーティング剤、添加剤の分布を明確に表現します。
”ライブ”でスキャンしている電子線像を使用することは、SEMにおける日常的な分析の一部です。試料の全体像をすばやく把握したり、より詳細な元素分析が必要となるであろう、興味深い特定の対象物を見つけるために、一般的に使用されている方法です。
しかし、この方法には欠点があります。元素情報の取得はステージの移動中には実施されず、電子線画像の確認とは別に、手当たり次第に確認することになります。この手法では、探すべきものを判別するまで、またはその試料における主な構造を理解をするまでに、ある程度の時間が必要です。
ライブケミカルイメージングを使用することで、試料に関する事前知識を必要とせずに、どこが分析に時間をかけるべき場所であるかを判別することが可能です。 AZtecのライブケミカルイメ-ジングは、たとえ視野を移動しながらであっても、試料の形態と元素分布の両方を途切れることなく同時に表示します。これにより、分析時間は短縮され、また試料への理解に対する確信が得られます。
Ultim Max EDS検出器は、ハイエンドの技術を用いて、精度や品質に妥協することなく、比類のない速度と感度を実現しています。このシリーズの検出器は、最大のセンサーサイズ(最大170mm2)とExtremeエレクトロニクスを組み合わせて、優れた性能を実現しています。
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