前回のブログでは、大きな地質試料の分析に関連する課題を取り上げました。今回は、AZtecLive NanoAnalysisのLarge Area Mappingソリューションを紹介し、花崗岩のサンプルでその使用方法を示しました。試料を横切るグリッド状に複数の個別の電子線像とEDS X線マップを自動的に収集することで広い範囲をカバーし、この機能の助けを借りて、素早く十分な理解を得ることができました。前回のブログで、マップの設定方法を動画で紹介しました。図1は、大面積マップの実行中の様子です。
このブログでは、AZtec® Large Area Mappingを使用することで、大きなサンプルエリアに対して1回の自動運転で広範囲の組成情報を収集することができることをご紹介できたと思います。私たちは、個々の視野の高い解像度を維持しながら、オフラインでより詳細な分析を継続するのに十分なデータを収集することができました。 このサンプルのマッピングにご興味のある方は、近日中に公開予定のアプリケーションノートをご覧ください。AZtec 大面積マッピングの詳細については、 こちらをご覧ください。