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Pirelli法を使用したSEMによるロッドワイヤー中の介在物の特性評価

ロッドワイヤーは、ワイヤーロープ、スプリング、電極、ファスナー、自動車部品、金具メーカーなど、多くの製品に使用されています。用途によっては、非常に高い機械的特性を持つ細いワイヤーが必要となります。しかし、伸線加工中に破断が発生することがあり、主な破断原因のひとつは介在物です。つまり、ロッドワイヤーの場合、特に酸化物に関する介在物管理は、確認すべき最も基礎的な物性のひとつです。したがって、スチールコードの製造に適しているかどうかを判断するためには、ワイヤーロッドに存在する酸化物の化学組成やサイズを特定することが重要です。本アプリケーションノートでは、AZtecSteelで解析できるEDSを搭載したSEMを使用して、酸化物の介在物の最適な分析について説明します。また、Pirelli(ピレリ)社が開発した、酸化物の介在物による鋼の汚染度を自動的に評価する手法についても説明します。

アプリケーションノートをダウンロードすることで得られる情報:

  • コードに使用される鋼線の酸化物の検出と分析には、エネルギー分散型X線分析装置(EDS)を搭載した走査電子顕微鏡(SEM)が最適です。
  • AZtecSteelは、Pirelli社が開発した手法を用いて、酸化物の化学組成、含有量、サイズを自動的に評価します。
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アプリケーションノート「Pirelli法を使用したSEMによるロッドワイヤー中の介在物の特性評価」
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