Symmetry S2 EBSD検出器を用いた圧延Ni板の迅速な微細構造解析

EBSDは様々な材料の詳細な微細構造の特性評価には理想的なツールと考えられていますが、日常的な検査には遅すぎると言われています。Symmetry S2 EBSD検出器の速度と感度は、4500パターン/秒(pps)を超える分析速度で、わずか1-2分で効果的なサンプル測定を可能にし、日常的な材料の特性評価に有効なツールとなりました。

このアプリケーションノートでは、Symmetry S2検出器とAZtecHKLの高速かつ堅牢な測定プラットフォームとAZtecCrystalのデータ処理ソフトウェアを組み合わせて、熱処理前後の圧延されたNi板の特性評価に使用しています。2分間の分析では、粒径、テクスチャー、粒界群、再結晶分率など、すべての重要な微細構造情報を得ることができます。

このアプリケーションノートをダウンロードすることで情報:

• 4500ppsを超える速度で、わずか2分で微細構造の特性評価を行うことができる、AZtecHKLとSymmetry S2の性能
• 単一のEBSDデータセットから抽出できる豊富な微細構造情報
• 重要な微細構造パラメータを解析可能なAZtecCrystalの性能
• 圧延されたNi板を短時間熱処理することにより、組織、粒度、粒界群が大きな変化

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